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Java 対応の Hyperledger Fabric SDK を使ってブロックチェーン・ネットワークを作成し、デプロイする

概要

ブロックチェーン・ソリューションでは、ネットワークがバックエンドとして機能し、アプリケーションのフロントエンドが SDK を使用してネットワークと通信します。フロントエンドとバックエンド間の通信をセットアップするために、Hyperledger Fabric コミュニティーは Node.js、Java、Python をはじめとする各種言語に対応した数々の SDK を提供しています。この先を読んで、Hyperledger Fabric SDK Java 1.0 を使用してネットワークを作成、デプロイ、操作する方法を学んでください。

説明

Hyperledger Fabric Java ブロックチェーン・アプリを構築しようとしたことはありますか?その場合、問題に突き当たったり、適切なドキュメントが見つからなかったりしませんでしたか?そうした問題に聞き覚えがあるとしたら、この開発者コード・パターンに従ってブロックチェーン・アプリの構築プロセスを開始してください。

ブロックチェーンとは、トランザクションの履歴を記録する不変の共有レジャーのことです。Hyperledger は、業界の別を問わずにコラボレーションによってブロックチェーン・テクノロジーを進化させることを目的に、オープンソースの取り組みとして編成されました。Hyperledger Fabric はブロックチェーン・フレームワークの実装であり、The Linux Foundation でホストしている Hyperledger プロジェクトのうちの 1 つです。Hyperledger Fabric プラットフォームは、高度な機密性、回復力、柔軟性、スケーラビリティーを実現するモジュール式アーキテクチャーによって支えられた、分散型レジャーのソリューションを提供します。

ブロックチェーン・ソリューションでは、ブロックチェーン・ネットワークがバックエンドとして機能し、アプリケーションのフロントエンドが SDK を使用してネットワークと通信します。フロントエンドとバックエンド間の通信を Java でセットアップできるように、Hyperledger Fabric には Hyperledger Fabric SDK Java SDK が用意されています。この SDK には、ユーザー・チェーンコードの実行、ブロックのクエリー、チャネル上でのトランザクション、そしてそのチャネル上でのイベントのモニタリングを行うことができる手法が用意されています。このコード・パターンで、Hyperledger Fabric SDK Java 1.0 を使用してネットワークを作成、デプロイ、操作する方法を説明します。

このパターンでは、Docker Compose を使用してブロックチェーン・ネットワークを構築し、Hyperledger Fabric 1.1 ネットワークをプロビジョニングします。このネットワークは、それぞれに 2 つのピア・ノードを管理する 2 つの組織、各ピアに対応する 2 つの認証局、そして単一の順序付けサービスからなります。パターンに従って、チャネルの作成と初期化、チェーンコードのインストールとインスタンス化を行ってから、ブロックチェーン・ネットワークに対する呼び出しとクエリーを実行する方法を学んでください。

フロー

フリー

  1. cryptogen と configtx を使用して、ネットワーク内のピアとチャネル用の成果物を生成します。これらの成果物はすでに生成されてコード・リポジトリー内に用意されているので、そのまま使えます。
  2. Docker Compose と生成した成果物を使用してネットワークを構築します。
  3. Hyperledger Fabric Java SDK API を使用してネットワークを操作および管理します。
    1. チャネルを作成して初期化します。
    2. チェーンコードをインストールしてインスタンス化します。
    3. 呼び出しとクエリーを行ってネットワークをテストします。

手順

このコード・パターンを利用するには、README に記載されている、このアプリケーションを実行して使用する詳しい手順を確認してください。