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Archived | API 一式を通して Hyperledger Fabric を探索する

Archived content

Archive date: 2019-05-01

このコンテンツは作成された時点のものであり、それ以降の更新は適用されていません。テクノロジーの進歩により、コンテンツの一部、手順、説明図などが現在の状況と一致していない可能性があります。

概要

Hyperledger Fabric SDK for Node.js は、オブジェクト指向のプログラミング・スタイルで設計されています。この SDK はモジュール式の構造になっているため、アプリケーション開発者は暗号スイート、状態パーシスタンス・ストア、ロギング・ユーティリティーなどといった、さまざまな主要機能の実装をプラグインできます。Hyperledger Fabric SDK for Node.js は、Node.js アプリケーションから Hyperledger Fabric ブロックチェーンとやり取りするための使いやすい API として、新しいネットワーク・クライアントの登録と参加、ネットワークへの新しいチェーンコードのデプロイ、チェーンコードの関数呼び出しとクエリーによる既存のチェーンコードとのやり取りに使用できる API 一式を揃えています。今回紹介する開発者向けコード・パターンでは、この Hyperledger Fabric SDK for Node.js を使ってブロックチェーン・ネットワークを作成し、デプロイする方法を説明します。

説明

Updated to support Hyperledger Fabric V1.1

どこから取り掛かればよいのか、あるいはどのように開始すればよいのかわからないために、Hyperledger ブロックチェーン・アプリケーションの構築を先延ばしにしていませんか?そうだとしたら、もう待つことはありません。この開発者向けコード・パターンに従えば、Hyperledger ブロックチェーン・アプリケーションの構築プロセスを早速開始できます。

通常、アプリケーションを構築する方法については、開発者ごとに好みが異なります。アプリケーションの構築プロセスを案内する GUI を使用したがる開発者もいれば、コマンド・ライン・インターフェースを使って作業を行うほうを選ぶ開発者もいます。Hyperledger では、この両方の方法をサポートしています。

今回紹介するコード・パターンでは、Hyperledger Fabric SDK API を使用して Hyperledger ブロックチェーン・アプリケーションの構築プロセスを開始する方法を説明します。Hyperledger Fabric SDK は Node と Python をサポートしていますが、このパターンでは Node バージョンに絞って説明します。このパターンで構築するネットワークをデプロイすると、2 件の認証局、2 件のピア、1 件の発注者、そしてレジャーを保持する 2 件の CouchDB システムが作成されることになります。

フロー

フロー

  1. ビルド・スクリプトを実行します。これにより、3 つのステップでネットワークが起動されます。
  2. クリーンなシステムからネットワークを構築できるよう、古い Docker イメージをすべて削除します。
  3. 暗号化マテリアルを生成します。暗号化構成ファイル (crypto-config.yaml) は、誰が誰であるかの身元を定義するものです。このファイルは、ピアと発注者に対し、それぞれが属する組織とドメインを指示した上で、最初のチェーン・ブロックとして機能する Orderer Genesis Block によってブロックチェーン・ネットワークまたはチャネルとサービスを初期化します。チャネルの各ピアには、メンバーシップ・サービスがインストールされます。
  4. ピア上にチェーンコードをインストールし、発注者、ピア、チャネル、ネットワークそれぞれの Docker イメージをビルドします。
  5. ネットワークを起動します。