Watson サービスを利用して、よりスマートな調達システムを作り上げる

概要

現在、顧客は各種の市場レポートを独力で分析するか、調達の意思決定を行うために専門家を雇うかのどちらかの方法をとっています。顧客に雇われた専門家は、データ・ソースから収集したレポートを分析しますが、このプロセスには時間がかかり、人間によるエラーが起こりがちです。こうしたエラーによって問題が連鎖的に作用し、本番環境に影響を与える可能性もあります。このコード・パターンでは、調達の使用ケースに対応する完全なソリューションを作成する方法を説明します。Watson Knowledge Studio (WKS) と Watson Discovery をベースとした、このインテリジェントな調達システムを使用すれば、顧客が専門家からより短時間のうちに、より正確な分析結果を得ることができます。

説明

Watson Knowledge Studio と Watson Discovery をベースとした、このインテリジェントな調達システムを使用することで、顧客は専門家からより短時間のうちに、より正確な分析結果を得ることができます。このコード・パターンでは、化粧品を専門に扱うグローバル企業、Borica から取得したニュースレターに含まれるデータを使用しています。このデータには、グローバル市場のサプライヤーに関する情報 (設備の状態や、供給能力と供給不足など) が含まれています。

このコード・パターンで説明するプロセスには、Watson Knowledge Studio (WKS) モデルの作成と、そのモデルの Watson Discovery への統合が伴います。そのための最初のステップとして、WKS モデルがより適切にデータを分類して構造化するように、(レポートに含まれる) 各種の事例を使用して WKS モデルをトレーニングします。適切に分類、構造化されたデータを使用すれば、Watson Discovery がより正確な結果を出せるようになるからです。Watson Discoveryから抽出されたデータはナレッジ・グラフに取り込まれます。このグラフに対してクエリーを実行することで、関連する情報を抽出できます。

このコード・パターンを完了すると、開発者として、以下の方法がわかるようになります。

  • Watson Knowledge Studio 内でデータ・モデルを作成する
  • 作成したモデルを Watson Discovery にインポートする
  • 調達の型システムの依存関係をグラフにする

エンド・ユーザーとしては、以下の操作を実行できるようになります。

  • サプライヤーに特定の商品を照会する
  • サプライヤーとその設備に関する情報を取得する
  • サプライヤーの制約事項を照会して取得する
  • 地域ごとの供給状況を照会する

フロー

フロー

  1. 型システムとコーパス・ファイルを Watson Knowledge Studio にロードします。
  2. トレーニング用データと評価用データによってモデルを生成します。
  3. WKS モデルが Watson Discovery にデプロイされます。
  4. アプリケーションが Watson Discovery に対して調達データのクエリーを実行します。
  5. アプリケーションから JanusGraph に調達データが送信されて、グラフが作成されます。
  6. アプリを使用して、実行するクエリーを選択します。そのクエリーによって JanusGraph からグラフ・データを取得します。

手順

このコード・パターンに取り組む準備はできましたか?アプリケーションを起動して使用する方法について詳しくは、README を参照してください。