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2020年6月5日(金)開催 Women in Data Science TOKYO @ IBM 開催レポート


Women in Data Science TOKYO @ IBM 開催レポート

 Women in Data Science TOKYO @ IBM

Women in Data Science TOKYO @ IBMを2020年6月5日(金)にオンライン開催しました。

Women in Data Science(WiDS) とは

Women in Data Science (WiDS)は、米国スタンフォード大学のICME(Institute for Computational & Mathematical Engineering)を中心とした世界的な活動で、性別に関係なくデータサイエンス分野で活躍する人材を育成することを目的としています。年に一度、スタンフォード大学で行われる中央大会(Global Women in Data Science (WiDS) Conference)には、ストリーミング視聴も含め、約10万人が参加。これと並行して、これまでに50以上の世界各国でWiDSを冠したシンポジウム等の地域大会が行われています。

Women in Data Science (WiDS) Tokyo @ IBM 開催レポート

Women in Data Science (WiDS) Tokyo @ IBMはIBM Developer Advocate Tokyo City Teamの女性Developer Advocate 3人がWiDSアンバサダーとしてWiDSの地域イベントを2020年6月5日(金)にオンライン開催しました。これは日本IBMチームが初めて開催したWiDSの地域イベントです。

WiDSの名を冠したイベントにはスピーカーは女性限定という決まりがあります。よってこのイベントの全てのセッションは各分野で活躍する女性スピーカーで構成されました。

このイベントもこの時期の他のイベント同様COVID-19(新型コロナウィルス)の影響を受け、3月の日本IBM本社での開催から6月のオンラインでの開催に変更されました。この変更は結果的には良い方に働き、参加者数の制限がなくなり、どこからでも参加できるようになりました。スピーカーは女性限定ですが参加者は男女を問わず参加できます。終日のライブセッションには300人以上の参加者がありました。

当日は10時から16時30分まで6つのテクノロジー・セッションと、オンライン経由でのランチ・ネットワーキング・セッションがありました。WiDSアンバサダー,IBMのDeveloper Advocateである西戸 京子戸倉 彩加藤 典子の3人でモデレーターを務めました。各セッションでは、参加者からの回答をリアルタイムで収集するために、オンラインのQ&Aと投票プラットフォームを使用しました。 Ambassadors

オープニングではWiDSのスタンフォードのチームが作成した動画が流れました。「様々な角度からデータを見ていないと、多くのバイアスがかかってしまいます。ですから、テーブルの周りに全ての性別、全ての人種、全てのバックグラウンドを持つことが本当に重要なのです」というメッセージが印象的でした。 Video
動画へのLinkはこちら

最初に登壇したのは、株式会社リクルートマーケティングパートナーズのデータサイエンティストである後藤 真理絵氏による「KEYNOTE サービスの成長段階×データ」です。データサイエンティストとしての様々な在り方やスキルを紹介した上で、様々な規模のサービスや組織で働いてきた経験から、サービスの成長段階を見ながら、どのようなデータ分析の提案をしていくべきかをお話ししていただきました。とても充実したお話で、参加者からはライブQ&Aツールを使った質問が多数寄せられました。

続いて2つのセッションでは、データサイエンティストのキャリアについてのお話がありました。日本IBMのデータサイエンティストである石井 香帆による「DATA SCIENTIST TALK#1 私の分析プロジェクトでの働き方」では、B2Bのデータサイエンティストとしてどのように仕事をしているのか、これまでにどのようなスキルが必要だったのかを語りました。日本IBMのデータサイエンティスト鈴木 絢子による「DATA SCIENTIST TALK#2 データ分析におけるキャリアパス」では、データサイエンティストとしてのキャリアと今後の展望について話してくれました。また最近はやりのアーティストの歌詞のデータマイニングの例の紹介などもありました。どちらのセッションも非常に興味深い内容でした。講演後の質疑応答では、多くの質問が飛び交い、活発な質疑応答が行われました。

ランチタイムの間に、WiDSアンバサダー加藤 典子がモデレーターとして4人の登壇者とトークするネットワーキングランチの開催があり、ライブ投票やライブQ&Aで参加者の反応を集めました。データサイエンスの話やCOVID-19流行後の生活の話など、幅広い話題で盛り上がり、楽しいランチタイムのセッションとなりました。 Goto

次の2つのセッションは、量子コンピューティングについてでした。最初のセッションは、IBM東京基礎研究所の小林 有里による「TECHNOLOGY TALK 量子コンピューター入門」、2つ目のセッションは、IBM東京基礎研究所の沼田 祈史による「TECHNOLOGY HANDS-ON 量子コンピューターを使ってみよう」でした。ハンズオンの参加者はIBM Quantum Experienceを使って量子コンピューティングを体験しました。これらのセッションは非常によく説明されており、非常に興味深いものでした。 numata

最後のセッションの登壇者は、株式会社ブレインパッドのデータサイエンティストである栗原理央氏による「DATA SCIENCE TALK 機械学習の説明可能性」でした。彼女は、機械学習の説明可能性について、機械学習の歴史や背景、説明可能性のためにはどのようなケースを考慮する必要があるのかなど、いくつかの方法を紹介してくれました。彼女が説明してくれた事例はとてもわかりやすく、興味深かったです。質問も多く、大変盛り上がりました。 kurihara

最後のWiDSアンバサダーによるクロージングトークでは、戸倉 彩からCall for Code 2020 Global Challengesの紹介がありました。そして最後に西戸 京子がライブ投票ツールに寄せられたコメントをリアルタイムで表示しながら、参加者からのいろいろなコメントを紹介しました。最後に残っている登壇者の方にも一言づつ頂き、盛り上がった6時間半のイベントは幕を閉じました。

以下、参加者からのコメントをいくつかご紹介します。


私は昨年、大学の授業でWiDSについて紹介され、存在を知っていました。今回初めてWiDSのイベントに参加でき、とても勉強になりました!

興味深いセッションが多かったです!

現役DS、カンタムの皆さんから直接お話を伺うことができて良かったです!量子コンピュータも積極的に勉強したいです。Qtのイベントにも参加したいです。

データサイエンスとビジネスのかかわり合いなどの概念的な部分から、実際のテクニカルな部分まで興味深かったです。量子コンピュータの話がとても面白かったです。ありがとうございました。

ビジネス面に強みを持つ方、サイエンス力の高い方、ばりばりのテクノロジーのお話など、幅広くお話伺えて勉強になりました!

⼥性の話は初めて聞くので、興味深かったです。 同じ⼥性からの話は⾝近に感じます。とにかく、勉強ですね。 ありがとうございました。


技術イベントには珍しく、登録時点で半分以上の53%が女性で、Women in Data Scienceの名にふさわしいイベントになりました。ご参加いただいた皆さまに感謝いたします。今後もこのようなイベントを継続して開催できればと思います。

参考情報