注: このパターンは複合パターンの一部を構成するものです。 複合パターンに含まれる 2 つのパターンは、それぞれスタンドアロン・アプリケーションとして使用できます。また、もう一方のコード・パターンの続きとして取り組むこともできます。複合パターンの構成要素は次のとおりです。
- TRIRIGA 認知アプリに Building Insights API を統合する
- TRIRIGA を使用して屋内測位システムを統合する (このパターン)
概要
このコード・パターンでは、TRIRIGA インスタンス内でカスタムの認知アプリケーションを作成してデプロイします。この認知アプリケーションを例に、TRIRIGA からインタラクティブなフロアー・プランをインポートしてレンダリング、更新する方法、そして Weather Company API からデータをプルする方法を説明します。さらに、屋内測位システムをデプロイして、フロアー・プラン上に各ユーザーの位置を示すマーカーをレンダリングする方法も説明します。この測位システムは、エリア内にあるすべての WiFi ルーターの信号強度を測定することによって機能します。
説明
このコード・パターンをひと通り完了すると、以下の方法がわかるようになります。
- カスタマイズした Polymer アプリケーションを設計し、TRIRIGA インスタンスに公開する
- Weather Company API を使用してデータをプルする
- TRIRIGA からビルディング・ブロアー・プランをインポートする
- “FIND ” indoor 屋内測位システムを Raspberry Pi のクラスター上にデプロイしてトレーニングする
- 認知アプリ内でユーザーの位置を視覚化する
フロー
- ユーザーのモバイル・デバイスが、そのエリア内にあるすべての Wi-Fi エンドポインの信号強度を定期的に測定し、測定値を屋内測位システム (Raspberry Pi) に転送します。
- 屋内測位システムが測定値を処理し、モバイル・デバイスの位置を判断します。
- モバイル・デバイスの位置が Cloudant 内に保管され、更新されます。
- ユーザーが TRIRIGA 認知アプリをロードします。
- 認知アプリが Weather Company API に対してクエリーを実行し、TRIRIGA からビルディング・フロアー・プラン、Cloudant から位置データを取得します。フロンエンドのフロアー・プラン上で、デバイスの位置がマークされます。
手順
このパターンの詳細な手順については、README ファイルを参照してください。次の手順に沿って、クラウド上にデプロイする方法を説明します。
- 前提条件をインストールします。
- サービスをプロビジョニングします。
- 認知アプリケーションを生成します。
- Node.js アプリをデプロイします。
- 認知アプリを TRIRIGA にプッシュします。
- 測位システムをデプロイします。