IBM Developer Blog

IBM Developer サイトで最新の出来事をフォローし、情報を入手しましょう。

HERE Technologies のようなパートナーが Call for Code ソリューションに次々と新たな波を引き起こし、ソリューションの強化に貢献しています。


Call for Code の開始以来、IBM は社会で最も差し迫っている問題に取り組むために、さまざまな人道主義の専門家や主要なテクノロジー・プロバイダーと手を組んできました。このエコシステムこそが、IBM を際立たせている特徴です。このエコシステムによって、開発者は革新的なソリューションを作成し、最も必要とされているところにソリューションをデプロイするために必要となる、実際の洞察およびツールを手に入れることができます。発想を刺激し、新しいソリューションの実現を支援するためには、HERE Technologies などのパートナーの力が欠かせません。

今年の 4 月、ロケーションおよびテクノロジー・プラットフォームの HERE が Call for Code に参加しました。HERE では、地理空間データ、経路指定機能、ジオフェンシング機能、対話式地図にアクセスするためのロケーション・サービス API を提供しています。私たちは HERE チームと協力する中で、このテクノロジーは Call for Code のスターター・キットに申し分のないものであると確信しました。スターター・キットは、理解しやすい使用ケースに関連付けたアプリケーションの作成を数分で開始できるようにするためのクイック・スタート・ガイドです。HERE のコードと API は、COVID-19 の Community cooperation スターター・キットと気候変動の Disaster resiliency スターター・キットの両方に備わっています。

「HERE の極めて正確なロケーション・テクノロジーを IBM Watson と組み合わせれば、世界で最も難しい問題の解決を図るために使用できる、高度なツール・セットを開発者に提供できます」。HERE の Developer Relations and Self-Serve Channel 部署の部長を務める Mithun Dhar の言葉です。

これまでのところ、数百人の開発者が Call for Code ソリューションを作成するために HERE API に登録しています。Safe Queue を作成した Dave Chura もそのうちの 1 人です。Safe Queue は、COVID-19 ソリューションの早期デプロイメントに向けた短期コースの一環として IBM が 5 月に選出した上位 3 つのソリューションの 1 つとなりました。

Safe Queue はコミュニティー主導型モバイル・アプリです。このアプリは、COVID-19 の感染が広がる中、ショッピング・センター、中小企業、投票所などで引かれている物理的な行列をオンデマンドのバーチャル・ラインで置き換えて、より安全に人の出入りを管理できるようにします。このソリューションは IBM Cloud Foundry で Web アプリをホストし、HERE テクノロジーで地理位置情報を処理し、IBM Cloudant でデータを保管します。現在、IBM は HERE の専門家たちと協力して、このソリューションを次のレベルに引き上げられるよう、Safe Queue チームをサポートしています。

スターター・キット内に含まれている HERE のテクノロジーを調べて、Call for Code Global Challenge に参加してください。応募受け付けの締め切りは 7 月 31 日です。HERE Technologies を利用しながら COVID-19 と気候変動に立ち向かうためのソリューションを作成するには、IBM Disaster Resiliency Livestream に最近投稿されたこの動画を見ると参考になります。