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米国から応募された、Call for Code の最終選考作品は、遠隔学習の効果を高めるためのソリューションです。


生徒たちがリモート授業を利用してデジタル形式の今年の課題に取り組んでいる間、保護者自身にも宿題が課せられます。子供はオンラインでさまざまな学科の教師から次々と授業を受け、さまざまな課題に取り組みます。さらに、遠隔学習プラットフォームごとに固有の癖もあります。こうした状況の中、子供が順調に学習を進めていることを確認するのは、保護者にとってあっという間に難しい課題になってきます。これらの課題に加え、複数の子供を持つ親、フルタイムの仕事に就いている親、あるいは独りで子供を育てている親は、すべてのことに優先順位を付けて同時にこなしていかなければなりません。子供の学校生活が続く中、さまざまなストレスが重なっていきます。多くの保護者たちは辛抱強く、こうしたストレスを軽減するためのリソースを探していますが、通常は何も見つからず、途方に暮れたままです。働く保護者たちが、いつ授業が開始するのか、課題の期限はいつなのか、子供の学習はどこまで進んでいるのかをひと目で簡単に把握するための手段が必要とされています。

このニーズに応えるのが、SchoolListIt です。このアプリは、簡単にナビゲートできるユーザー・エクスペリエンスによって、保護者が必要に応じて学齢期の子供に関して必要なすべての情報を入手できるように設計されています。このソリューションを開発した Meg Philips も、課題の期限を簡単に把握できるツールを切望している多くの親と同じ、ワーキング・マザーです。保育所が閉鎖されていたり、多くの家庭で保育所を都合できなかったりする状況の中、Meg はすぐさま、さまざまな遠隔教育プラットフォームに混乱しながら子供の学業の進み具合を把握し続けるのは、かかり切りの仕事になると思い知らされたのです。SchoolListIt アプリは、IBM Watson® Text to Speech とその他のテクノロジーを利用して、Google Classroom と WordPress のサイトから情報を取得し、その情報をモバイル対応の、期限を示した課題に変換します。SchoolListIt は、教師などが情報を共有し、生徒や保護者にアドバイスを提供するためのセキュアなオープン・プラットフォームにもなります。このアプリはオフラインでも機能するため、安定したインターネット接続にアクセスできない生徒でも使用できます。

SchoolListIt が必要な情報をまとめるため、親、祖父母、保護者は出先でも、子供の遠隔学習の進行状況を把握できます。終日登校して授業を受けているか、遠隔学習を行っているか、あるいはその組み合わせやホーム・スクーリングのどれであろうと、仕事と家庭を両立させている保護者が、助けを求めるためのアプリを使用できるようになりました。

SchoolListIt は、Call for Code を介して生まれた、変革を起こすソリューションの好例です。世界全体が COVID-19 の影響下にあり、私たちの誰もがさまざまな形で影響を受けている中、あらゆる角度からこの状況に対処することが最優先事項となっています。SchoolListIt は Call for Code 最優秀作品賞候補の 5 つのソリューションのうちの 1 つとして勝ち残りました。10 月 13 日に行われる授賞式をお見逃しなく!