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このスケーラブルで検証可能なオープン・データ・ハブについて学んでください。このハブを使用すると、COVID-19 関連の情報を簡単かつ大規模に処理して分析できます。


COVID-19 の感染率がどれだけ高いか、ロックダウンがどれだけ厳重であるかに関わらず、世界中で共通して数週間前の日常生活から失われた重要なものの 1 つは、確実性です。このように長期間にわたってロックダウンが続いていると、生活しにくいだけではなく、この世界的危機によって経済と金融がどれだけの被害を受けるかを把握することもできません、それでも、世界中の人々はこれまでもそうしてきたように、十分な情報に基づく意思決定を行う方法を模索しています。

そこで救いの手となるのが、MiPasa です。

MiPasa は、COVID-19 関連の情報を簡単かつ大規模に処理して分析するために利用できる、スケーラブルで検証可能なオープン・データ・ハブです。MiPasa API を使用すると、プログラムでデータをフェッチできるだけなく、ブロックチェーンによって支援されたデータ・フィードを取り込むアプリを構築することもできます。MiPasa の目標は、開発者がこの統合されたセキュアなデータ・ソースを使用して、傾向分析、グラフ作成、アナリティクスに関するアプリケーションを構築し、統計分析、機械学習、AI などの他の手法を統合できるようにすることです。

MiPasa のフロー図

MiPasa を利用すると、同期されたデータ・フローを介して、リソースの可用性、ソーシャル・ディスタンシングの統計情報、接触データ、または組織をまたがる通知メカニズムをモデル化、処理、予測するために役立つモデルを作成できます。

統合された検証可能なデータ・ハブの必要性

データを研究しようとするサイエンティストや研究者の多くは、一般公開されているデータであっても、最初にデータ・フィードごとのさまざまなバージョンを処理したり、異なる更新頻度、異なる構造、さらには異なる言語で提供されるデータを処理したりするのが非常に困難だと感じています。

今の状況で明らかになったのは、これらの前処理手順を繰り返すことなくデータを使用できるように、COVID-19 関連のデータを統合して簡単にアクセスできるようにする手段が必要であることです。MiPasa は、COVID-19 関連のデータ・ストリームのすべてから提供される情報の大部分を正規化し、標準化します (例えば、国別コードには ISO 3166 を使用し、時刻と日付情報の引用には統一されたタイム・ゾーン使用します)。さらに、MiPasa ではブロックチェーン・テクノロジーを使用して、取り込まれたデータが改ざんできないことを確実にします。このようにしてバージョン管理され、標準化されたデータ・セットに、統一された API 一式から簡単にアクセスできます。

MiPasa により、あらゆる開発者が、IBM、Oracle、Microsoft、The Weather Channel およびさまざまな大学と政府組織によってサポートされた強力でセキュアな信頼できるデータ・プラットフォームと使いやすい SDK を思いのままに利用できるようになっています。

不明な点がある場合は遠慮なく support@mipasa.org にお問い合わせください。MiPasa Web サイトで、ライブ/インターコムでのチャットによるサポートもご利用いただけます。

健康と幸運を祈ります!

MiPasa

MiPasa で使用しているデータ・アナリティクス・ツールとプライバシー・ツールは、HACERA で開発され、以前は一流の金融機関にのみ利用可能にされていたものです。MiPasa ではこれらの製品を使用して、健康関連のデータを処理します。MiPasa が IBM Blockchain PlatformIBM Cloud を接続している分散型 Unbounded Network は、IBM によるサポートの下、2018 年から本番環境で使用されています。